バイクグローブの役割とは？

バイクグローブの着用は、道路交通法で義務化されているわけではありません。
しかしバイク走行中のライダーの安全を考えると、着用したほうが良いでしょう。
バイクグローブを着用せずに走行すると、気温や太陽光線の影響をそのまま肌が直接受けてしまいます。
夏はじりじりと紫外線で手が熱くなりますし、冬の寒い時期には手が凍ってバイクの操作性にも悪影響が出てしまいます。
バイクグローブをすることによって天候や気温から肌を守ることができますし、どんな環境でもハンドル操作性が安定します。

またバイクグローブは、万が一の転倒時には大きな役割があります。
バイクグローブをしていないと、大けがをするリスクが高くなってしまいます。
安全目的でバイクグローブを着用するなら、軍手など簡易的なものではなく、MFJから公認された高品質のグローブを選ぶと良いでしょう。

バイクグローブの選び方

バイクグローブを選ぶ際には、万が一の転倒を想定してできるだけ耐久性があるものを選びましょう。
転倒した場合のプロフテクターがついているものは、安全性が高いという点でおすすめです。
このプロテクターはバイクグローブの内側にゴムやPVC素材のものが埋め込まれていて、こぶしや手の甲をしっかり保護することができます。

バイクグローブの中には、指先部分が露出したデザインになっているものもあります。
スマホの操作をすることを想定すると指先が出ていたほうが使い勝手は良いのですが、安全性という点ではイマイチです。
できれば、指先まで保護できるデザインのものを選ぶのが安心です。

バイクグローブは、スペックとお値段が比例する傾向があります。
プロテクター内臓のものは、お値段も少し高めの設定となっていることが多いでしょう。
しかし耐久性が高いグローブなら長く使えるので、安全への投資だと思って購入してはいかがでしょうか？

バイクのスタイルに合わせてグローブを選ぶこともできます。
例えばネイキッドタイプやアメリカンタイプなら、手首の部分がみじかめのショートタイプが便利です。
一方でスポーツタイプなら、手首までしっかり保護できるレーシングタイプのグローブがおすすめです。

どんなバイクグローブがおすすめ？

バイクグローブは、季節に合わせた素材を選ぶのがおすすめです。
ハイスペックのグローブでも、夏に保温性が高いグローブを着用したのでは快適さという点が低下してしまいます。
夏にはメッシュ素材のグローブを選んだり、通気性が良い素材を選ぶのがおすすめです。

一方、寒い季節には防寒できるゴアテックスや革、またネオプレーンなどの素材を選ぶのがおすすめです。
グローブによって防寒度は異なるため、ニーズに合わせて適切なものを選びましょう。