バイク用USB電源を選ぶポイント

バイク用USB電源の特徴

バイク用USB電源ポートは、バイクに取り付けてスマホやナビ、ドラレコ、グリップヒーターなどに電力を供給するためのものです。
いろいろな種類がありますが、ハンドルに固定してバイク本体のバッテリーに配線することで電源を取るものが多いです。

一般的なUSB電源ポートとの違いとしては、防塵性と防水性に優れている点が大きいです。
ハードな環境でも漏電したり故障したりすることなく使い続けられます。
また、コンパクトにまとめられていて、ライダーの手元の操作を邪魔しない作りとなっていることも重要です。

バイク用USB電源ポートの選び方のポイント

バイク用USB電源ポートは通常バイク本体のバッテリーと配線するのですが、エンジンをかけると電源が入るものと、常時電源を取れるものとがあります。
エンジンを停めている状態でも充電をしたいということでなければACCタイプ、つまりエンジンをかけた時だけ電源が入る製品の方が安心でしょう。

もう一つのポイントは、供給できる電力量で、これはアンペア数を見ると分かります。
バイク走行中に充電するのはスマホだけということであれば、それほど高いアンペア数は必要ないでしょう。
一方でナビやグリップヒーターも同時に使いたいという場合は、それぞれのツールで消費する電力量を計算しカバーできる電源ポートを選ぶ必要があります。

安全装置の有無についても見ましょう。
過電流が生じた時に自動的に充電をシャットダウンする仕組みや、漏電が生じていると検知した場合に停止する機能などがあると安全です。

もう一つは、防水性の高さで、バイク用USB電源ポートは基本的に防水仕様となっていますが、そのレベルは製品によって異なります。
防水レベルはIPXという指標で判断できます。
IPX5を最低基準とし、IPX6か7くらいのレベルを持つ製品だと安心感が強いです。

おすすめの商品

「DAYTONA 4.8A」は4.8Aもの出力に対応していますので、スマホ以外の機器を同時充電したい方におすすめです。
2ポートありますので、ナビにも対応できます。
漏電や過電流が生じた時の安全装置も搭載していますので、安全性が高いのも特徴です。
ブレーキスイッチからの配線をするタイプで、配線作業がしやすく幅広いモデルのバイクに取り付けられるのもポイントです。

「Kaedear MOTOチャージャー」は、ポートが2つあり、IPX8もの高い防水性を持つのがおすすめの商品です。
しかもスイッチの配置や大きさを工夫していて、グローブをしたままでも操作できるのが便利です。
LED電圧計が搭載されていて、過電流などにも対応してくれるので安全性が高いです。