バイク購入をするならまずはカタログ用語を習得しろ!

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カタログ用語を知らないでバイク購入は無謀

バイクの購入をする際には、直接ショップで自分の気に入ったバイクを探すというバイカーさんもいるようですが、それ以前にカタログを見ながら相場を知る、または人気のあるバイクを知るなどと言ったケースがあります。
特に初めてバイクを購入する場合には、バイクのカタログを次から次に読み漁るようなことも、少なくありません。

しかしカタログ用語を知らなければ、バイクを購入する際にとても困ることになるでしょう。
カタログにはいくつかの用語があり、特にカタログで使用されているカタログ用語を知っておかなければ実際にバイク選びをする際にはどのような状態なのかを把握するのも難しくなります。
ここでは最も必要になってくるカタログ用語をはじめとして、知っていると便利なカタログ用語についてもご紹介していきます。

最も重要な用語について

最も重要なカタログ用語については、必ずといって良いほどしっかり覚えておきましょう。
まず第1に乾燥重量という用語があります。

これはバイク単体の重さを表しており、その他の部分を一切含めていません。
>>http://cycle.shimano.co.jp/content/sic-bike/ja/home/customer-service/s-bike_function.html/

ですからガソリンを入れた場合やオイル、冷却水などを入れた場合の重さとは違っているのです。
これを知らずにバイクを選んでしまうと、軽いと思って購入したバイクがガソリンやオイルなどを入れた結果とても重たくなってしまうことがあります。
その他、軸間距離というカタログ用語がありますが、こちらについては後輪と前輪の間の距離を示しています。

違った言い方としてはホイルベースと表されることもありますので、覚えておきましょう。
そしてこのほか、バイクで走行する上で知っておきたいカタログ用語が最小回転半径です。
こちらはバイクを直立した状態のままでハンドルを一杯に切った時、どのくらいの半径を描きながら回転することができるのかを表しているものとなります。
小さければ小さいほどに小回りの利くバイクということになります。

知っていると心強い用語

上記したものは必ず知っておいた方が良いものですが、つぎに知っておくと心強い用語についてをご紹介していきましょう。
まずは、圧縮比という用語があります。
この圧縮比というのは高ければ高いほどパワーがあるということになります。

そして変速比についても覚えておくと良いです。
こちらはシャフトの回転数とエンジンの回転数の比率を表しています。
このほか、デザイン的な部分でビジュアルを気にする方が得に覚えておきたいのが、キャスター角、トレール量という用語です。

キャスター角については横から前輪部分を見た時にフロントフォーク部分がどれだけ傾斜しているかを表しています。
角度が大きければフロントフォークは傾斜が強くなるのです。
そしてトレール量に関してはキャスター角から生まれてくる数字となっており、フロントタイヤの接地点からステアリングヘッドの距離を表しています。

こちらは数字が大きいほど直進では安定した走行が出来ますが、カーブなどのハンドリングは重たくなります。
このようなカタログ用語を覚えておくことで、自分がこれから先購入するバイクを選ぶ際に役立ってくれるでしょう。
途中でわからない事が出てきてしまい、不安に感じるよりも先に用語を覚えておきましょう。