タイヤの空気圧のチェック方法と点検の頻度

タイヤの空気圧をチェックする方法

バイクの乗り心地や安全性を高めるためには、タイヤのメンテナンスが欠かせません。
特に大切なのは、タイヤの空気圧です。

タイヤの空気圧が通常より少なくなるとハンドルが取られやすくなったり、偏摩耗によりタイヤにダメージが起きてしまいます。
大変危険な状態で運転することになるので、定期的なチェックが欠かせないんです。

バイクのタイヤの空気圧をチェックするのは、非常に簡単です。
ホイールのエアバルブに、エアゲージを装着しましょう。

空気の入れ方

メーカーが指定している適正な空気圧に合わせて、空気の量を調整するだけでメンテナンスは完了です。
タイヤの空気圧が低いという場合には、ガソリンスタンドなどに設置されているエアコンプレッサーを使いましょう。
家庭用の空気入れがある場合には、それを使って空気圧を調整することもできます。

まず、タイヤのエアバルブを開けます。
それから、エアコンプレッサーをタイヤの口金にはめましょう。
エアコンプレッサーのボタンを押し、空気を入れていきます。

適正な空気圧になるまで空気を入れ続け、ちょうど良いところでエアコンプレッサーを外し、エアバルブをしっかりと閉めます。
タイヤの適切な空気圧は、タイヤの種類やメーカーによっても異なります。
また、バイクによっては前輪・後輪によって適正な空気圧が異なることがあるため、自分のバイクの適正空気圧を定期的にチェックしましょう。

タイヤの空気圧をチェックするタイミング

タイヤの空気圧をチェックするのに向いているタイミングと、そうでないタイミングがあります。
必ず意識したいのは、タイヤが常温の時に行うということです。
走行直後など、タイヤが熱を持っている状態では空気圧が上昇するからです。
暖かい空気は膨張するため、正確なタイヤの空気圧の数値を計ることができません。
タイヤが温まってしまっている場合には、少なくとも1時間ほどは放置し、熱が冷めるのを待ってからタイヤの空気圧をチェックしましょう。

また、バイクのタイヤの空気圧は定期的にチェックする必要があります。
バイクに乗る頻度、乗った・乗っていないにかかわらず、定期的にチェックすることが大切です。
長い間バイクに乗っていないという場合にも、空気は自然と抜けていき空気圧が変化するため、少なくとも月に一度はチェックするのがおすすめです。

定期的にバイクに乗っているという方は、ガソリンスタンドで給油するタイミングで点検すると良いでしょう。
空気圧が少なくなっている時には、ガソリンスタンドにあるエアコンプレッサーで手軽に空気を減らしてメンテナンスは完了です。

バイクに乗る頻度が少なく、なおかつ家庭に空気入れが無いという方は、どうしてもチェックの頻度が減りやすいもの。
注意して、安全に走行しましょう。