タイのバイクメーカーGPXの特徴

GPXの歴史

日本に総代理店を持つタイのバイクメーカーGPXは、もともとはオフロードバイクやバギーの製造販売を行っていたメーカーです。
本格的にバイクの開発を始めたのは2015年ごろで、そこからは次々とバイク車種をラインナップしてきました。

タイでは、移動手段にバイクを使う人が少なくありません。
タイ国内で販売されているバイクのメーカーを見ると、ホンダやヤマハなどの日本メーカー車種が人気ですが、第3位にはタイのメーカーGPXがランクインしています。
タイの人からも大人気のバイクメーカーがGPXなのです。

ホンダやヤマハと比較すると、GPXの歴史はそれほど長くありません。
しかし、彗星のように台頭し、あっという間にタイの人々の心をつかんだ新進気鋭のバイクメーカーとして世界中が注目しています。

GPXにはどんな魅力がある?

GPXからは複数の車種がラインナップされており、その中には日本に輸入されているモデルもあります。
GPXのバイクは全てタイ国内で研究開発、そして製造がおこなわれています。
つまり、タイ国産バイクなのです。

GPXのバイクは、それぞれユーザーのターゲット層が異なります。
バイクに乗ったことがないけれど興味があるという人におすすめのモデルから、既にこれまでバイクを乗りこなしてきた人がアップグレードできるモデルなど、ユーザーのニーズや経験に合わせて選びやすくなっている点が魅力です。

GPXのバイクは、どのモデルでも操作性が良く、車体は比較的軽量です。
重たいバイクは扱いづらいと感じているライダーや、超スピードが出せるバイクは必要ないと考えているライダーにとっても、GPXのバイクはかゆい所に手が届くようなバイクと言えるでしょう。
また、どのモデルもリーズナブルな価格帯で販売されており、既にバイクを持っているライダーにとってはセカンドバイクとして購入したくなるような魅力もあります。

GPXのフラグシップモデル

GPXのフラッグシップモデルは、トータル3モデルあります。
1つ目は、レトロスタイルが魅力のレジェンド150Sです。
単気筒エンジンを積んでいるバイクという点が大きな特徴です。

2つ目は、レジェンド150Sをカスタムさせたデーモン150GRです。
これはフロントとリアのサスペンション部分が異なるフォークが使われているのが特徴で、USBソケットが標準装備されています。
バイクで走行しながらスマホの充電ができるという点は、現代のニーズに合わせたバイクモデルと呼べるでしょう。
カラーバリエーションも豊富で、5カラーから選べます。

3つ目は、フラッグシップモデルの中でも最も大型のジェントルマン200です。
これは200ccの排気量を持ち、ブレーキキャリバーにはラジアルマウントを装備している点が特徴です。
シートにはカラーステッチが施され、高級感あふれるモデルに仕上がっています。