レッドバロンが代理店を行うヒョースンの特徴

ヒョースンの歴史

ヒョースンは韓国のバイクメーカーで、現在ではS&Tモーターズのグループが運営しています。
ヒョースンの誕生は、1978年まで遡ります。
当時ヒョースングループ内に設立されていた機械工業部門でバイクの技術開発がスタートし、翌年の1979年には韓国におけるSUZUKIバイクのライセンス生産を開始しました。
1986年には日本国内に設計開発の拠点を構え、ヒョースン独自のデザインによるバイク製造も開始されました。

ヒョースンは、1988年に開催された韓国のソウルオリンピックではオフィシャルサプライヤーとして車用の提供も行いました。
社名がヒョースンからS&Tモーターズに変更されたのは2007年のことで、これはS&Tモーターズがヒョースンを買収したためです。
その後S&TモーターズはKOLAOホールディングズに買収されていますが、現在でもS&Tモーターズブランドのヒョースンとして、世界中に知られています。

ヒョースンは、日本国内でも購入可能です。
バイクの大手販売チェーンであるレッドバロンが輸入代理店となっており、ロードスポーツを楽しめるコメットやクルーザーなど多種多様なモデルが輸入されています。

ヒョースンの魅力とは?

ヒョースンの魅力は、スポーツ仕様なカッコいい見た目とリーズナブルな価格帯です。
ヒョースンからは小型バイクから大型バイクまで複数の車種がラインナップされていますが、どれも見た目がとてもオシャレでスタイリッシュです。
大型バイクの中には、重厚感があり、車両重量もずっしりと重たい車種がたくさんあります。
しかしヒョースンは大型バイクでも軽量に仕上がっていて、快適な走りを楽しめます。

ヒョースンのバイクは、海外のバイクと比較するとリーズナブルな点も大きな魅力です。
韓国から海外70か国に対して、年間で約10万台程度のヒョースンが輸出されています。
リーズナブルな価格帯は世界各国のライダーからも高評価されており、今後はさらに輸出が伸びると期待されています。

ヒョースンのフラグシップモデルについて

ヒョースンでは、数多くのモデルをラインナップしています。
その中でもフラッグシップと呼ばれているのは、排気量が250ccと大型のヒョースンGT250です。
このモデルは、開発当初は日本で開発されたV-twinエンジンを搭載していましたが、現在ではデルファイ製のECUを採用しシステムを一新したことでも知られています。
新システムの採用によって、燃料噴射が自動的に最適化されるとともに燃費の向上も実現しました。

ヒョースンのフラッグシップモデルは、多くのライダーから絶大な人気を誇っています。
低速域から高速域までストレスを感じることなく一気に加速できるパフォーマンス性や、燃費がとても良くツーリング巡航などにもおすすめです。