長距離ツーリングの給油計画と燃費管理術

給油

自分のバイクの燃費を把握しておこう

長距離ツーリングを快適に楽しむには、まず「自分のバイクがどれくらい走れるのか」を知っておくことが大切です。満タン法を使えば、燃費を手軽に計算できます。これは、ガソリンを満タンにしてから走行距離を記録し、次に満タンにしたときの給油量で割るという方法です。たとえば200km走って8L入れた場合、燃費は25km/Lになりますね。

市街地と高速道路では、同じバイクでも燃費に差が出ることがあります。信号が多くてストップ&ゴーが続くと燃費は下がりがちです。一方、高速道路のように一定速度で走れる場面では、比較的燃費が良くなります。日ごろから状況別の燃費を意識しておくと、給油のタイミングがつかみやすくなりますよ。

メーカーが公表している数値も参考になりますが、実際には乗り方や積載量、風の影響などでも変動します。だからこそ、自分のツーリングスタイルに合わせた目安を把握しておきましょう。

給油ポイントの目安とルートの工夫

燃費がわかれば、次は給油タイミングの見極めです。たとえば燃費が30km/Lでタンク容量が12Lなら、理論上360kmは走れる計算になります。ただし、毎回そこまでギリギリ走るのはおすすめできません。給油タイミングは、航続距離の7〜8割を目安に設定しましょう。

土地勘のない地域では、ガソリンスタンドの場所や営業時間にも注意が必要です。山間部や地方では「次のスタンドまで50km以上」ということもあるので、あらかじめ地図アプリで場所をチェックしておきましょう。ルート検索時に「コンビニ」と同じ感覚で「ガソリンスタンド」で検索すると、位置関係がつかみやすくなります。

また、なるべく交通量の多い幹線道路を選んでおくと、いざという時も対処しやすいです。燃料の残りが不安なときに、民家や店舗が点在しているエリアを通っていれば助けも呼びやすくなります。安心して走るためには、こうしたルート選びの工夫も欠かせません。

燃費を良くする乗り方と整備のコツ

長距離になるほど、ちょっとした燃費差が給油回数や疲れ方にも影響してきます。なるべく燃費よく走るためには、無駄な加減速を減らして、なるべく一定のスピードを保つことが基本です。信号が多いエリアでは、少しアクセルワークを意識するだけでも変わってきますよ。

また、タイヤの空気圧が低いと、それだけで燃費が悪くなります。出発前にタイヤゲージでチェックしておくと安心ですね。チェーンのたるみや潤滑不足、エアフィルターの汚れも燃費に関わってくる部分です。出発前の点検ついでに軽く確認しておくと、気持ちよく走れます。

パッキングもポイントです。荷物の重さや積み方次第で空気抵抗が増えることもあるので、なるべくコンパクトにまとめておきましょう。背負うよりも車体にしっかり積むほうが疲れにくく、安定感も出ます。