マスツーリングとは

ツーリング

複数人でツーリングするマスツーリング

バイク乗りの皆さんであれば、ツーリングに出かけることもあるでしょう。
一口にツーリングと言っても1人で出かける事が好きな方や、複数人で出かける事が好きな方、さらにはタイミング次第で弾丸ツーリングなどを行う方もいるでしょう。
そういった中、マスツーリングに関し全くわからずに、マスツーリングがどんなものなのか、どうすればよいのかと疑問を持つバイカーさんもいます。

マスツーリングというのは特別なものではなく、単独でのツーリングとは対照的に複数人で走るというツーリングになってきます。
そのため特に何かをするといった決まりなどはなく、単純に1人ではなく複数人でツーリングをすることを、マスツーリングと呼ぶのです。

特に決まりは無くても常識の範疇で楽しむ

マスツーリングにおいて、チーム等を組んでいる場合にはそのチーム内で様々な決まりがあります。
しかし単純にバイクの好きな方々が集まり、都合の良い時にマスツーリングを行うというケースでは、細かな決まりなどもありません。
決まりがないので気楽に走れるという部分があるのですが、その反面決まりがないことは、マナー違反をしてしまう事もあります。

もちろんマナー違反をしてしまうメンバーがいれば注意することも重要になるのですが、決まりがなくても常識の範疇でツーリングを楽しんでいかなくてはなりません。
このような部分は年齢に関わらず交通規則を守ることや、そのほかにも一般車両の邪魔をしないということを意識していなければなりません。

他人任せではなく責任感を持って参加すること

マスツーリングをする上で、自分自身が主催者でなければ、主催する人物がいるはずです。
こういった人物が基本的には先頭に立ち、集合場所なども決めていくことになります。
ですから、任せておけば安心だと思ってしまうバイカーさんもいるでしょう。

確かに道路などについては主催者がしっかりと調べているので、大きな問題はありません。
ただし、完全に人任せにしてしまうのではなく、自分の中でも責任感を持ちましょう。
例えば信号に止まった際には前方のグループと離れてしまうこともあります。
そういった場面で迷ってしまうことがないように、予めマスツーリングに参加するメンバーと連絡が取り合えるような状況を整えておきましょう。

また万が一バイクトラブルなどが起きてしまった時にも他人任せにするわけにはいきません。
最低限必要な工具を準備して出かけることも重要になります。
その他にもマスツーリングに出掛けた際には食事をすることや、その場の流れで途中休憩を行う際に温泉に入るなど、様々な楽しみ方があります。

こうした場面で困らないように最低限の準備はしていきましょう。
全てを他人任せにしていると、マスツーリングを本当に楽しむことができなくなります。
また常に他人任せでいい加減だといってイメージを与えてしまい、次回から誘われなくなってしまうこともあります。
どんなときでも楽しめるように、しっかりと自分でも責任感を持ち、その上で他の参加者と共にマスツーリングを楽しみましょう